2006/09/02 (Sat) うやむや

　せっかくバナーを新しく作ってみたのでサーチ様に登録してあるバナーを変えてみよう（画像保管機能は助かります）って思ったら、何度も失敗してしまいました（泣

　何だかなあ。

　

2006/09/02 (Sat) 後編・主人公の辿ったアルカナの旅路

　下の記事の後編です。
　「主人公が辿ったアルカナの旅路」を考えてみようという企画です（何

　まあ前編とはほとんど話つながってないので、「手前のED解釈なんぞ興味ないし鬱陶しいわ！」って方はこちらだけ読んでもOKです（笑

　当然ネタばれしまくりです。

主人公はアルカナの全てを辿って（答えにたどり着いて）「宇宙」の力を手に入れたわけで。


後半は主人公が辿ったというアルカナの旅路がどんなのなのか推測してみる。
間違い・勘違い・ずれはあると思うので指摘歓迎。

本当は保健の江戸川先生の夏休み授業の内容と合わせてみるべき（物語で言いたいことが端的に述べられているだろうから）でしょうが、今ゲーム手元にないのでネットとMissingドラマCDについてたタロットの説明で考えてみます。しかし甲田先生のはマルセイユ版じゃなくてライダー版のせいか順番が微妙に違うや（泣


同日追記：マルセイユ版とライダー版は解釈にも結構違いがあるようです。私のこれは甲田先生の書いたライダー版を主軸に置いた資料を中心に見ていきましたので、全く違うとは言いませんが、ずれが多く生じている可能性があります。ペルソナ３で使ったのはどちらのバージョンかは分かりません（確か江戸川先生が言ってた気もするけど確かめる術が現在ない）が、シャドウの出現順番から見てマルセイユ版じゃないかなあと思います。また、そもそもこの解釈自体思いっきり間違ってる可能性だってあるので……まあ、こういう考え方もあるんだなあ、程度に軽く考えていただけるとありがたいです。


9/4　追加修正
シャドウ出現順番と、ステータスで見られるコミュのアルカナの順番はどうやら違うようです。シャドウの出現順は「正義」が先で、コミュのアルカナナンバーは「剛毅」のほうが先・・・つまり前者がマルセイユ版、後者がライダー版・・・のようだ。
ゲームが手元にないって不便です。コミュナンバー確かめる術がない。シャドウ出現順は攻略サイト様に行けば分かりますけど。もしこれが本当だったらどうしてゲーム内で統一してくれないのですか。
とりあえず正義と剛毅入れ替えバージョンも考えてみました。色分けしてあります。個人的感覚としては、コミュのアルカナナンバーのほうが本命っぽい。だって主人公がコミュの力によって手に入れた世界の力への旅路だから。
うっ、なんか早とちりだったようです。電撃PSとかのコミュ表示順やニュクスアバターのチェンジ順からして、前者のままでよさそうです。とりあえず後者の解釈も残してはおきます。（同日修正）


愚者（ワイルド）　
・・・　初期状態。何にでも変われる可能性のあるもの


魔術師（マジシャン）
・・・　ペルソナ覚醒。
　―事の始まり・逆位置で未熟―　
暴走したし。


女教皇（ハイプリーステス）
・・・　ベルベットルームへのいざない。もしくはS.E.E.Sへの加入？
　―秘められた知識・学識―　
後者は下と前後関係が矛盾するので保留


女帝（エンプレス）
・・・　ゆかりが目覚めるのを待っていてくれたこと？
　―母性・成功・愛―　
ちょっと他に思いつかない。


皇帝（エンペラー）
・・・　タルタロスリーダー
　―統率力―


法王（ハイエロファント）
・・・　風花の事件。もしくはファルロスと友達になったこと？
　―寛容・精神世界への目覚め―　
風花の事件は条件には当てはまるが、主人公が「寛容」というわけではない。よってどちらかといえば後者を押す。


恋人（ラバーズ）
・・・　ラブホのあれ。もしくは順平との不和？
　―選択・娯楽・調和・コミュニケーション・精神の成長と知識―
どちらとも、としてもいいかもしれない。個人的には後者のほうがいい……（笑


戦車（チャリオット）
・・・　アイギス加入
　―勝利・前進・旅・記憶・逆位置で挫折・事故―　
というか屋久島旅行全てととってもいいかも。アイギスはまんま「戦車」呼ばわりされてたな。


―――

正義（ジャスティス）
・・・　ストレガとの出会い？
　―公平・善悪・理性の芽生え・はっきりしない状況―　
この辺曖昧です

剛毅（ストレングス）
・・・　ストレガとの出会い？
　―決意・意思　＋　意志の強さ・勇気・行動力・健康・訓練・逆位置で腰砕け・不名誉・欲望など―
ストレガは「力」にすがってるので正義と同じでもそれほど支障なさそう。ただアルカナの意味を考えるとちょっと微妙なところ。天田くん加入の経緯ととってもいいけど、それだと順番的にストレガの出番が消えかねない（さすがにストレガ関係無しはおかしいと思う）

―――


隠者（ハーミット）
・・・　天田くん加入の経緯。もしくは夏期講習。ストレガの言葉に対する思考
　―内面探求・孤独―　
この辺曖昧です・その２。天田くんと荒垣さんの関係が一番しっくり来るけど、主人公が入る余地があまりない。主人公を第一に考えると後者２つのどちらかくらいしか……。


運命（フォーチュン）
・・・　荒垣さん死亡？
　―人の干渉不能な運命の中の展開・予期せぬ変化・復帰・逆位置で悪い方向への変化・潮時―　
復帰の意味があるので荒垣さん加入ととってもいい気がするが、前後がずれるので保留で


―――

剛毅（ストレングス）
・・・　荒垣さん離脱後の決意
　―決意・意志―　
荒垣さんのことからシャドウ全滅まで全部の決意を含めてもいいかな

正義（ジャスティス）
・・・　荒垣さん離脱後
　―公平・善悪・理性の芽生え・はっきりしない状況―　
剛毅と同じでもそれほど支障はなさそうです。

―――


刑死者（ハングドマン）　
・・・　幾月さんの裏切り（電撃PSで明示済み）
　―被害・損失・因習の打破・別の観点―　
確かにターニングポイントでしたから。まんま磔にされたし。


死神（デス）
・・・　綾時との接触
　―死・転機―　
アイギスに銃を向けられたことと考えてもいいけど、やっぱりこれでしょうね


節制
・・・　幾月さんの裏切りから立ち直るまで。もしくは美鶴関連のイベント？
　―辛抱強さ・価値観の対立の中での調和や成長・癒し―　
後者のほうがかなりしっくり来る。でも主人公の絡みは少ないので、それを考えると後一押しができない。前者はイベント要素としては薄いけど、まあ当てはまるかと。　


悪魔
・・・　……修学旅行の温泉イベント……？もしくはチドリ関連イベント
　―誘惑・甘言・力の間違った使用・迷い・逆位置で悪意・盲目的な衝動―　
前者の予感がひしひしします（苦笑）。誘惑・甘言からいくと綾時が示した２つの選択肢という考え方もありかなあとは思いますが、塔で一まとめにしてもいいかと。


塔
・・・　綾時の正体暴露とか色々な秘密公開
　―価値観の崩壊・衝撃・逆位置で間違った非難―　
逆位置に面白い意味があったなあと思いつつ（別に順平の非難は間違いだとは思いませんが）


星
・・・　決意して心機一転？
　―希望・逆位置で実現されない希望―　
もしくは綾時の示した２つの選択肢という考え方もありかなあと思います。ある意味希望。


月
・・・　１月３１日への不安、もしくはストレガが起こした終末思想？
　―不安・危機・狂気・隠れた敵―　
全く月は本当にいい意味がない。星を後者でとる場合はここで大晦日までの不安とかをあらわすという考え方もありかと。


太陽
・・・　タルタロス頂上達成？もしくは仲間との絆が深まったり順平との真の和解。
　―進歩・真の達成・認められる・友情―　
前者は人によって差が出るからちょっと微妙。後者も多少前後関係がおかしいが、流れとしては悪くないかと。星と月を後者でとる場合、ここで決意して心機一転としてもいいかもしれない。


審判
・・・　進路相談。　もしくはタルタロスを上ること（電撃PSのコメントをふまえて）？
　―再出発・解答・審判・最終決定―　
あえてこんなところに進路相談入れてきたんだから、多分前者。


宇宙（ユニバース）
・・・　―完成・開始・永遠・最後にたどり着く自分自身の場所―
最後のあれでしょう。



主人公が辿る旅路って事で、主人公に直接的に大きな影響を及ぼすものを優先して選んでるつもりです。
間違い指摘・意見大歓迎です。というか、一人じゃ煮詰まるので意見ください（笑

あー長かった（笑
AM１時くらいから打ってたのに、今は朝日がまぶしいぜ（涙

2006/09/02 (Sat) 前編・第１回ED解釈

　前半は自分的ED解釈。
　後半は「主人公が辿ったアルカナの旅路」と題して、主人公の１年間をタロットに当てはめてみようかとおもいます。


　……一つにまとめようと思いましたが、あまりに長くなったんで前後半に分けます。

　こちらは前編「第一回ED解釈」です。

　前半。第１回ED解釈ー（どんどんぱふぱふー

　第”１”回なのは、これは今現在の考えであって、修正されることがあるに決まってるから（絶対そうなると思う）なのです。しかも書いてる時点で曖昧です（おい
　自分の考えと開発者コメントを読んだ上での修正が入ったりしてごちゃまぜになってますので、当然ではありますがこれは「私の答え」です。あしからず。




　まず大きく主人公生死疑惑について。

　最後にファルロス（声のトーン的にそう思っただけ）が言ってた、主人公が辿り着いた「命の答え」という言葉。
　「主人公は人生の旅路を全て辿った」→「全てのアルカナの流れを辿った」という意味だそうで（開発者コメントより）
　ってことは、主人公はすでに一度「死神」を通り過ぎているわけで（「死神」の前の「刑死者」を表しているのは幾月さんに捕まったあれだそうですので）、とりあえず普通に単なる「死亡」というのは無しの方向で話を進めていきます（普通にというのが引っかかりますがそれは後で）


　で、主人公がたどり着いたのはアルカナの最後「宇宙（＝世界）」ですね。



　ここからは完全に独自解釈です。

　今の世界はすでに死を免れることはできない。
　そして、主人公はまさに宇宙――「世界」に匹敵する力を持っていた。

　そこで、死が包んでいる世界をその上から包み込んだ。そうすることでニュクスの力を中和した……というか。
　世界を滅ぼす力を、同じだけの質量で対抗したというか。

　ニュクスごと世界を包み込み、その世界と一体になった。だから「封印」であって「消滅」させるわけではない（死を消すなんてできないし）
　だから「何にでもなれる、どこへでもいける。世界はあなたの望む形を見せる」（占い師さんの台詞うろ覚え）
　まさに世界＝主人公となった……のかな。


　「大いなる封印」がHP全消費なのは、彼の存在そのものを世界に置き換えるから。
　ニュクス戦後、風花が主人公の存在を察知できなかったのは、主人公が世界そのものであるから。世界の中から「主人公」という個を探すのは不可能だった。「海」から「海水」を探せといわれても困る（全て海水であるために他と区別することができない）（まあこれ全部ですといってしまえばそれまでだけど）


　よってEDでの彼は世界と同化した存在の……その影というか、実体化した一部であると考える（海から海水をすくい上げた）
　主人公は「主人公」としてその姿を創って保ち、そして普通の生活をおくっている。

　そしてこの考え方だと、主人公は世界であり何にでもなれる存在。
　世界に溶けて完全に同一化するもできるし、そのまま実体化したままひとつの個を存在させ続けることもできる。


　ただ、EDが曖昧になりますが。


　主人公がどうして「疲れた、眠い」というようなことを言い続けていたのか。
　
　主人公は世界に溶け、その中をたゆたう存在であるという暗示ととってもいいのですが。
　もしくは集合意識（＝世界）の一部であるがゆえに、うつろな存在でしかないことをあらわしているという考え方もありかな、と。


　アイギスの台詞にあまり意味を持たせることもできないですね、これだと。
　アイギスはアイギスの物語があるのでそれはそれ……と考える……としても台詞に疑問が残る。


　そして最大の難点。主人公がアルカナを辿ったことへの意味づけと、デスを内包していたことの意味づけ、そして何故主人公だけがその力を持つに至ったのか。これらの答えがいまひとつはっきりしないところです。S.E.E.Sのメンバーが似たような経験はしているのに、どうして主人公だけがアルカナを辿った末に答えを手に入れられたのか。

　無理やり答えを作るなら、主人公は全てのアルカナを持ち合わせたデスを宿すことで（もしくは初めからその素質があったから）複数のアルカナを理解、使用することができた。そして宿した自身の「愚者」から始まって、「死神」へたどり着く。その時、デスを内包していたことがあるがゆえに「死神」にたどり着いても乗り越えることが可能だった（他のメンバーにとってはそれが「死神」に値する出来事ではなかった、もしくは「死神」の前までたどり着いてはいなかった？）。……よって主人公はアルカナの旅路を辿り、さらにそれを扱うことができる存在……世界という力を手に入れることができた。

　発想の飛躍の点でちょっと根拠が薄いですね……。まあすべてに言えることなんですが（汗



　よってED。
　彼は世界と同化して消えることもできるし、そのまま残ることも可能……と考える。
　世界と同化して消えればそれは「死亡」かもしれないし、そのまま個の形を残すなら「生存」となる。これが主人公生死疑惑への答え……ってお好きにどうぞ状態じゃねえか！前言ってた事と違うよ自分！（笑

　ただやはり主人公は世界と一体化した、と考えると、明確な個（主人公という存在）をずっと持ち続けるということは難しいのではないかと思います（世界という全体意思となったから）。よって眠いだの疲れただの言ってるのはそのせいかなーとも思ったり。

　でも主人公が望むとおりの結末は手に入れることができる……どうするかは自分で決められるってことでしょう。彼が世界であり世界が彼であるのだから。







　ひとまずこれで第１回終了。
　きっと手直しが何度も入るかと思いますが。わはは（おい




　ただこの考え方、もう少し突っ込んでしまうと、

　そんなんだったら「みんなが記憶を失わない世界」を創ること、もっと言えば「自分の思い通りの世界」を創りあげることが可能じゃねえの？　と解釈することもできると思います。
　下手すれば「荒垣先輩が生きている世界」「綾時が存在している世界」「好きな人と二人きりの世界」「両親が死んでいない世界」「初めからすべてやり直した世界」などまで。

　これには「主人公がそこまでのことを望まなかった」と考える……というかきっと、主人公ってそれほど欲のない子だと思うんです。
　まあ人それぞれの主人公がいるからこれは断言できることではないのですが、そう考えるとスムーズに事が運ぶというか、割と綺麗にまとまるというか（おい
　そこまで世界を捻じ曲げる力なんてないんだよ、っていうのがある意味答えのような気もするけど（というか一個人に世界造り替えまで要求するのに無理が）（そんなこといったら世界救えないよ）







　ただ、ですね。うふふ（怪しい笑い
　この考え方だと、ED後にどんな世界を作り上げることだって可能になるということで（自己暗示
　だって主人公が「世界」なんだもの。世界なんだもの（言い聞かせる


　妄想ばんざーい！！（何

2006/09/01 (Fri) あうあう

　絵のリンクが外れていたようです。要するに見れない状態になってたようで。

　今は直ってると思いますが、他にも駄目なところあるかな……。
　リンク切れがあったら手間ですが報告していただけるとありがたいです。

2006/09/01 (Fri) ９月ですな

　９月になっちゃいました。防災の日になっちゃいました。

　もう少ししたら幻水とサモンの更新を開始したいと思ってます。
　そうしたらそっちのサーチにもちゃんと登録してこよう。

　あと東京魔人学園と転生もやりたいんだけど、広げすぎるとキリがなくなる、ですよ。

　まあ、サモンと転生は秋に新作出るのでそれに乗じて増えていくかと思います。


　９月になったついでに（何）キリ番の受付を始めてみることにしました。
　うーん、無謀（笑
　でも、かまってやってください（ぇ

2006/08/31 (Thu) いきなり

　サモンナイトの絵を更新したのにはそれなりの訳があるのです。
　ひさしぶりにエクステーゼをプレイしていたのです。

　そうしたら、ノヴァの声が、



　ファルロスにしか聞こえない罠が（もうダメだ



　ポジショニングとしても結構似通ってるし（無駄に不思議なこと匂わせて去っていく）、少年だし（何）、石田さんの馬鹿ー！！（何のこっちゃ
　とりあえずノヴァはファルロスです。もうダメです。脳内変換完了しちゃいました。壊れました（おい
　っていうかじゃあノヴァ描けよって話だけど、それはそれ。

　サモ４の情報はある程度自己規制している（ネタばれ防止）のですが、とりあえず過去キャラが出てくるらしいだけで満足だけどちょっと要素としては弱いかなとか思ってたら、え、何あの三味線のひと、子安さんですか。OP曲結構好きだなーとかで、また再熱です。

2006/08/31 (Thu) 目が痛くなる

　けど「うたわれるもの」のアニメは見ました。

　以前は映像が白黒であろうが何であろうが深夜アニメを制覇していた時期もありました。
　しかし、今は……つらいです。視力の低下に伴って苦しくなりまして。深夜に起きてることはそれほど問題でもないけど。むしろ夜型なんで平気というか。

　ゲーム内容踏まえた感想所感。

　とりあえずあのでっかい姿になりましたね、ハクオロさん。
　でもネタばらしの勢いがちょっと……残り話数少なさそうなのに大丈夫なのでしょうか。

　進化の根源がこの時点で出てくるのかーとか、エルルゥの記憶戻った挙句にぎこちなくなっちゃったよあーあとか、この勢いだとネタばれは最後なだれ込みなのかしらとか、ムツミはともかくミコトは大丈夫なのかなとか、てか子守唄の入れるタイミングが微妙だったけどそれはいいのかとか。

　この調子だとやはり最後はネタばれ祭りなんでしょうか。
　ちょっとずつ明かしてくれるのが好きなんだけどなぁ。


　ゲームだとちょっとの間耐えてればいいけど、現実的に考えるとアヴ・カムゥなんてそれこそ城壁なんざウエハースさーって感じで（何）ばかばか行きそうで。
　でっかい弓は結構効果的だったようですね。すごい。

　現代版ハクオロさん（多分）出てきましたね。白衣着てるのね（笑

2006/08/31 (Thu) 風と共に去ってくれ

　友近主観で、アイギスと主人公。

　アイギスは愛してるけど扱いづらいのですね。愛しているがゆえに慎重に扱いたくなるのです。
　でもアイギスが書きたいなーなんて思ってたら、思いついてしまった馬鹿話。

　アホネタです。ちょっと微妙なネタなので注意で。

　主人公名は「藤草　素直」……黒いかも。

　アイギスという少女が転入してきてから、俺の心の友・藤草はどうにもおかしい。

　やつが転入初日から、あの競争率の高い岳羽ゆかりと登校してきたことは周知の事実だが、藤草は気にもしていないようで。その後の進展の話など全く聞いたことがない。それなりにフェミニストの気はあるらしいが、特定の女性を気にしているというようなことはないらしい。キスなどしたことない、と無表情でさもどうでもよいことのように抜かしたことだってある。

　しかしやつは、毎朝件の金髪美少女と登校してくるのだ！
　何と言っても転入初日から「私の一番の大切はこの人の傍にいること」だなんて言わせたくらいだ。

　これって、面白すぎじゃねぇ？



　お、そんなこと考えてたら噂のお二人を発見。今日も仲良く二人一緒に登校……って実は遅刻すれすれの時間なのにいい度胸してるなこいつら。もうすぐ予鈴がなるというのに藤草はいつもどおりのポーカーフェイスでゆっくりと歩いているし、アイギスはというとその隣でやはり何事もないようにしている。
　二人が並んでいる姿は言ってしまえばどこかのファッション雑誌のピンナップに相応しいくらいに出来過ぎたイメージを受けるのだが、渦中の二人の様子はそっけない。いや、親友（自称）である友近からみれば、藤草が意識して無表情を保とうとしているらしいことが分かる。

「きゃあっ」

　二人に後ろから声をかけようとしたとき、風が吹いた。
　それはもう結構強い風。道端に転がる空き缶はどこまでも転がっていくし、窓の開いていた教室からはまとめられていないカーテンがばたばたとはためいた。

　短いスカートをはいてる女子生徒たちは慌てふためいて裾を押さえていた。

「……あっ」

　スカートの害を受けるのはアイギスだって例外じゃない。

　だけどスカートがめくれて友近が一瞬見たその下は、ピカピカとした光沢を放つ何かだった。
　すぐに風が止んでしまってしっかりとは見えなかったけど、金色っぽいごちゃごちゃした硬そうなものやねじっぽい黒々としたものとか、こう、何と言えばいいんだか。

　風が吹いている間もアイギスは落ち着き払ったままで、慌ててスカートを押さえようだなどとしようもせず。
　そのスカートの裾はちょっとの間はためいていた。

「あ、アイギス！」
「はい、何でありますか？」
「……いや、そんな、落ち着いてないで、スカートが」

　どもりながら訴えようとする藤草の姿は少しかわいそうなくらいだった。それに応じるアイギスの冷静さが余計に涙を誘う。

「風が吹いたときは押さえるべきでありますか？」
「……スカートの下、見えるから」
「了解であります」

　小首をかしげながらも頷いたアイギスの姿は可愛らしい、と思うけど。

「な、なあ藤草……」
「……ああ、おはよう。友近」

　恐る恐る声をかけると、藤草から返ってきたのは極上の笑顔だった。
　……笑顔？

「あのさ、さっきアイギスの……」
「もうすぐ予鈴がなるけど、急がなくてもいいの？」
「いや、そうじゃなくて」
「見てないよね？」
「え」

　笑顔を貼り付けたまま、頭が鼻に触れるほどまで接近。
　上目遣いでにっこりと微笑んで、朗らかに言った。

「女の子のスカートの中身なんか、見てないよね？」
「え、あの」
「友近って年上好みだし、同級生なんて興味ないよね？」
「いや、その」
「まさか、そんな非常識なこと、してないよね？」
「……えっと」

　キーンコーン

　予鈴のベル。普段なら焦るこの音も、今の友近にとっては救いのようにすら思えた。

「み、見てない。見てないから！」

　友近の姿が砂煙とともに消えていくのを藤草は笑顔で見送った。

「アイギス」
「はい」
「スカートの下、見えるから」

　藤草は先ほど言った言葉を繰り返した。






「……岳羽、山岸、桐条先輩。アイギスに「女の子」としての常識を教えておいて欲しいんですけど」

　その日寮に帰ってすぐ藤草から絞り出すように言われたその懇願に、メンバーは顔を見合わせた。










―――――
　被害者友近。
　スカートめくれたら見えちゃうわけですよね、あれ。足の接続部分隠すならズボン履かないと。きっとアイギスって秋口の時点ではスカートがはためくことなんて気にも留めなさそうだし（ぇ

　アイギス関連だと取り乱す主人公、が書きたかったのに、な（遠い目

2006/08/30 (Wed) 名前変更

　えーと、ペルソナ３主人公の名前変更および軽く設定紹介をしようかなあ、と。


　主人公：藤草　素直　（ふじくさ　すなお）

　身長：高くない　体重：軽い　←（笑）
　誕生日：１２月２３日　←一応物語的意味はある
　所属：剣道部　生徒会　←自分からは入らないため文化部および同好会は無し

　無口無感動無関心。答えのない思考をすることを嫌う。
　意識して視界を常に狭くしていて、周りをできるだけ見ないようにしている（無駄なことを考えなくてもすむようにするため）
　来るものは拒まず、去るものもあまり追わない。常に受身。

　特別課外活動部のメンバーとの距離はつかず離れず。相手が近づいてくるなら拒まない、距離を置くならそのまま。順平が突っかかってきても何も変わらずそのまま。ただし物語後半辺りからはその認識も少しずつ変わる。
　でもアイギスだけは別で、彼女の行動は常に藤草を動揺させるらしい。
　無口なのだがファルロスに対してだけは割と饒舌。


　後はちょっとずつ追加。とりあえず最低限で。

　もともと今まで使っていた名前「弓月　暁」は思いつきでつけたゲーム用の名前だったために、現実味がどこか薄かったのです（自分の中で）。
　OPで月が出てきたのと、そういえばこのシリーズって月を結構大切にしてるよなーという思い付きから、名前に月を入れたいと考え、そして浮かんだのが……

　「弓月の君高等師範学校」　ｂｙライドウ

　もともと先輩から借りて「ライドウ」やってたのがきっかけで、ペルソナ３の公式HPに迷い込んだのです。ライドウももう少ししたら小説少し書きたいな（未クリア）。
　「弓月くん」ってまんまじゃね？ってことでそのまま採用にしてしまいました。名前は月と対象になる夜明けの「暁」をつかって完成。

　……与太話はともかく。


　名前を付け直そうと思ったとき、本当は「藤堂」って使いたかったんです。
　……そうしたら漫画のペルソナで使ってるじゃナイデスカ！？（偶然）
　と、いうわけでちょっと運命を感じなくもなかったけど、外すことにしたのでした。


　まあ、今まで名前をできるだけ使わないよう心がけてきたのですが、それには「名前を変えたい」と思っていたからという理由がかなりあったからだったりします。変更可能な主人公の名前を固定させるのもどうかという気持ちもありましたが。名前を出さなくても話が通じるなら、という感じで書いてきましたけど。
　これからはその縛りも少しゆるくしよう、と思いつつ。


　しかしコミュ育てなきゃいけないのに文化部と同好会は入ってませんこの主人公。
　何故って？そりゃ自分のプレイスタイルがそうだったからです（笑
　コミュ増やすと対応し切れません……（涙

　アイギスに対する反応が違うのは個人的趣味と物語的意味合いを含めて。

　ファルロスに対して饒舌なのは、「自分と向き合う」という部分が強いと感じるからです。
　彼と話すのは、自分に問いかけているのにも似ていると思うので。

2006/08/29 (Tue) うたわれた

　２７日、サークルの集まりがありました。学園祭の出し物でボイスドラマを作ろうという企画です。

　見事に、寝坊しました  orz

　遅刻魔ではあったのですが、こんな遅刻は初めてです。昼前といわれてたのに集合地に着いたのは３時半……。人として失格だよ自分。
　企画そのものは結構楽しくなりそうです。作ってる本人たちの自己満足かもしれませんが、それはそれ。とりあえずやってみてから考えるってことで。

　音を録ってて自分の声が安定しないことに改めて気付きました。キワモノの声は出るんですよ。ぶりっ子声とかババア声とか怪しい笑いとか。「普通」が安定しないってどうしようもないですねぇ……。
　キワモノをやってるとき生き生きしてる自分を感じます（笑

　そして、サークルメンバーからからうたわれるものの１話から１８話まで録ってあるDVDを貸してもらえましたー！うわぁいやったぁ♪
　そして２日かけて約９時間弱を見ました。えんえんと。えんえんと。

　初っ端からハクオロさんの正体が出てきたことにまず驚く。

　初回では名前無しですかハクオロさん。EDテロップでも「男」ですかハクオロさん。

　アルルゥが懐く経過がちょっと急ではありませんか。

　ヤー、ター、ウーがさりげなくいっぱい登場してる。一村人、すごい、さりげない。

　ハクオロさんの神様具合がさりげなく発現してる。おお、伏線が。

　連続で見てると剣戟シーンの使い回しを何度か発見。背景変えてるからいいけど。

　エルルゥが現実としては戦場に出られるわけないので、なかなか扱いが難しくなってるようですね。

　日常シーンの優遇もそれを考えると仕方がないかも。

　すげぇ、トウカのはちゃめちゃがほとんどない。寂しいな。

　ガチャタラ登場でようやく本性顕現（笑

　オリカカンの扱いが結構酷い。最後の落ちがちょっとなだれ気味に感じた。

　でもそれ以上にニウェはただの狂った人になってる。うわぁ。

　ハクオロさん、ニウェ戦のときにすでに変身ヒーローになってたよ。

　てかハクオロさんの腕！腕！！

　でもやっぱりエルルゥがあそこについていくのは無理があると思います。

　同じく防衛戦にでるアルルゥ。誰か止めてあげて。

　アニメ版カルラさん好きだなぁ。ゲーム版よりも好きかも。

　１４話で絵柄が変わっている気がします。ああいう絵柄の流れも嫌いじゃないですが。

　ディーが喋りませんね。何してるか分からないよ。

　オボロ……あなた、おいしすぎです。

　ドリィとグラァが好きです。アニメ版可愛いー。

　でも女の子扱いですね。チキナロ来たとき女扱いされててしかも奴らはアクセサリー物色してた。

　オボロと酔いつぶれたときのあれがやばいからだろうか。でも半裸体の時点で女でもやｂ（強制終了

　ベナウィが……かわいいっ（うっとり

　逃げられるあなたが大好きです（酷

　OPでウルトリィの扱いが結構酷い気がするのは気のせいだろうか。

　EDの絵ってウィツァルネミテアでしょうか。中央はムツミとか？

　長くなりすぎた……強制終了で。



　そしてサモンナイトのCDも先輩に貸してもらえて、えんえんと１のOPとED、２のOP聞き続けます。
　買おうとしたときに売ってなかったんですよね、これ。